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【カロリーを控えると痩せる!?カロリーだけ見るのは間違え!?】

2023.06.23

カロリー控えて瘦せようとする男性

【カロリーを控えると痩せる!?カロリーだけ見るのは間違え!?】

 

 

こんにちは!

パーソナルトレーニングジム「さんはぴ」代表の坂口拓郎です。

新しい観葉植物が仲間に加わりました。

水の音が癒されます。。。

この中に生き物入れようと考え中です!

何が良いと思いますか?

オススメありましたら教えてください!

 

 

 

 

さて、本日は【カロリーについて】当ジムのパーソナルトレーナー中村直也さんからお話させて頂きます。

ぜひ最後までご覧になっていただき【カロリー】についての知識を学んで頂けたらと思います!

 

 

 

 

【カロリーを摂りすぎると太る!?】

 

 

体重、体脂肪を減らすために行うダイエット

その基本は「消費カロリー>摂取カロリー」にする事だと考えられています。

 

確かに基本はこの考え方で間違いないのですが、一方で大量にカロリーを取っているのに肥らない人もいます。
その逆で殆ど食べていないのに肥ってしまう人もいます。
またある時期は肥り、ある時期は痩せるというような事も起こります。
なぜ、そうなるのでしょうか?

 

 

体脂肪については、簡単に答えが出ます。
摂取カロリーが消費カロリーを仮に500kcalオーバーしたとしても、それが筋肉になったのであれば体脂肪は増えません。
体重が全て筋肉で増えた場合、体脂肪率はむしろ低下します。

 

 

またオーバーしたカロリーが全て筋グリコーゲン(筋肉に蓄えられる糖の一種で、筋肉の収縮のためのエネルギー源となる。)になって蓄えられた場合も同様です。

 

 

カロリー高めでも痩せる食事

 

 

【カロリーを控えると瘦せるのか?質量保存の法則】

 

 

体重については「質量保存の法則」から摂取カロリーと消費カロリーについての関係が簡単に成り立ちそうですが、どうでしょうか?

*質量保存の法則とは?

「化学反応の前と後で物質の総質量は変化しない」とする化学の法則である。

(Wikipedia参照:参考URL)

 

 

熱力学においては、その反応がどの「系」で起こるかについて考える必要があります。
系について簡単にまとめると、次のようになります。

 

 

・孤立系

物質もエネルギーも熱も外界と交換しない系。 例 完璧な魔法瓶など

 

・断熱系

物質と熱は外界と交換できないが、エネルギーは交換できる系

 

・閉鎖系 

物質の移動を許さない系。

例缶詰や電球、レトルトパックなど

 

・開放系

物質の移動を許す系

 

 

質量保存の法則が成り立つのは「閉鎖系」においての事です。
しかし勿論人体は「開放系」です。

 

 

つまり系が違うため、人体おいての質量保存の法則は成り立たないのです。
摂取カロリーが500kcal増えたからと言って、それがそのまま人体になるわけではないですし、消費カロリーが500kcal増えたからと言って、それが全て人体からなくなるわけではないのです。

質量保存の法則をダイエットに持ち出している記事などがあったら、鵜呑みにしない事をオススメします。

 

 

カロリー控えめの食事

 

 

【カロリーを控えるより代謝が重要】

 

 

ダイエットするにはカロリーよりも「代謝」こちらを重視する事が大切です。
代謝が上がる事によって消費カロリーは多くなっていきます。
消費カロリーというのは食事内容やその他によって人それぞれ異なっています。
食事内容の中で、特に影響を与えるのが「DIT」(食事誘発性熱産出)
簡単に言うと、「DIT」は食事をした後、安静にしていても代謝量が増大することを言います。

 

 

食事を摂取すると、それを消化したりエネルギー化したりします。
この際にカロリーが消費され熱が発生したりします。
このため食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。

 

 

ではDITはどのくらい働くのか?
糖質によるDITは約5%、脂質によるDITは約4%なのに対し、タンパク質によるDITは約30%と非常に高くなります。

糖質や脂質に対し、タンパク質は消化吸収及び、その後の過程において非常に複雑となっている為高いDITが発生します。

つまり、「タンパク質の摂取割合が多いと消費カロリーが多くなる」という事です。

 

 

トレーニングや運動をしている人は1日のタンパク質摂取量を体重×2〜2.5倍程、
運動やトレーニングが習慣化されていない人でも、自身の体重程のタンパク質の摂取を、目安として考えていただけると良いと思います。

 

 

カロリー高めで瘦せる食材

 

 

【カロリーを控えると痩せる!?カロリーだけ見るのは間違え!?・まとめ】

 

 

質量保存の法則が人体では適用されないため、カロリーよりも代謝を重視することが大切である。

また、たんぱく質は糖質、脂質に比べて「DIT」(食事誘発性熱産出)が高く、消費量が高くなります。

 

 

質量保存の法則が出てきて、化学の授業を思い出しました(笑)

難しいと感じた方もいると思いますが、原理を覚えておくと様々な情報がある中で取捨選択出来るようになりますので、ぜひ覚えておいて頂けたらと思います!

それでは、本日もありがとうございました!

 

 

パーソナルトレーニングジム「さんはぴ」

代表 坂口拓郎

 

 

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